映画『LOVE HEALS』レビュー

それぞれに抱えているものは違い、方向や方法は違っても皆たどり着いたところが「愛」だったというのがとても印象的でした。導いてくれる人も大事で、どのタイミングに出会うのかも大事だと思いました。この映画との出会いも。出会ったときに、タイミングを逃さずにつかんでいきたいと思います。

痛みがなくなったのではなくて、痛みはあってもそれを受け入れることができたという主人公の言葉がとても印象的だった。痛みに限らず、自分に起こった出来事を「受け入れる」ことが大事なんだなと思った。

主人公のダナの言葉に「痛みがなくなったら人生がスタートすると思っていたけど、実は痛みが始まったときからスタートしていた」というのがありました。私も体に気になる部分があって、この痛みがなくなったらもっと幸せになると思っていましたが、幸せと不幸せも自分の意識次第だし、どんな人生でも自分で選んでいけるんだと気づき、とても希望を感じました。

自分の体験と重なり何度もこみ上げました。

映画を見ながら自分の体験と重なり、主人公と同じように癒されていきました。

自分を愛する、ことを映画を見て終わりでなく、暮らしの中でのトレーニングも出てきて興味深かったです。

生まれてこの人生がはじめてで、子どもがはじめてで、青少年が、はじめてで、お母さんお父さんがはじめてで、さまざまな社会生活で生き残るためがまんして、とにかくなんとか頑張る間によくわからなくなってきた自分のこと。ものたりない。ただしんどいだけ。この映画を見ながら訳がわからない涙をたくさん流したあと、やっとわかるようになる。ありのままの自分を認め、愛するようになる。世の中で｢人生｣というレールでがんばっているみんなに応援してこの映画をオススメします。