薬膳ってなあに?
こんにちは!
だんだんと、春らしく、明るい日差しの日が増えて来ました。
新緑もすてきな季節ですね♪
先日、お散歩に行って来ました~。
緑のカーテンが続く道で、思わず深呼吸。
自然の息吹を、思いっきり身体に取り込んだ瞬間でした。
漢方は、自然と一緒に生きる哲学、薬膳はその考えを活かして、食養生をしていくこと。
よく、薬膳というと、「薬臭い、怪しげな調味料と材料で作る料理」というイメージを抱いている方が多いのですが、本当にそうなのでしょうか?
いいえ、たしかに薬臭い食材もありますが、それを使うには意味があること。
その考え方こそ、薬膳の基本だと言えるでしょう。
そのひとのからだの状態を見極め、原因と探り、「証」を導き出し、それに基づいて食材を組み合わせ、食事として出す。食べることによって、身体の不調を改善し、傾きかけた身体をまっすぐに持って行ったり、横に倒れないような身体を作ること、それが薬膳なのですね。
食べる、ということは人間にとって欠かせないことですね。
陰陽五行では、親からもらった先天の気と、食べ、呼吸することによって得られる後天の気によって、人の身体が維持されていると考えます。
食べることによって、生きるための気を得ていく。きちんとバランスを考えて食事を採ることが、バランスの良い人間を作っていくのではないでしょうか。
その方法として、薬膳を採り入れてみませんか?
まずは自分の身体と向き合うこと。
それが最初の一歩です。