夏のかぼちゃは元気の源!
蒸し暑い日々が続いていますが、皆様体調はいかがですか?
私は「陰虚」であり「水滞」でもあるややこしい体質なので、この時期はとても苦手で、健康管理に苦労いたします。辛いと思うと、「気」が滅入りますので、余計に体のいろいろなものが回らなくなる感じでしょうか。
体調を崩しがちな季節ほど、「気」を正常な位置に保つことの大切さが身に沁みてきます。
さて、今日の食材は「かぼちゃ」です。
かぼちゃは冬至の食べ物という感覚が大きいので、なぜ夏の暑い時に?と思われるでしょう。
夏の野菜…きゅうりやトマト、なすなどは、身体のほてりを取ってくれますので、夏になるとたくさん食べたくなるものですし、とても美味しく感じられます。
ただ、この野菜たちは、「ほてりを冷ます=身体を冷やす」という意味合いを持っていますので、バランスが取りやすくなるような、温性の食べ物を意識的にとることによって、必要以上の冷えから身体を守ってくれます。
かぼちゃの色は黄色、すなわち五行でいうと脾胃によい食べ物です。お腹を温めると気も上がります。気がみなぎると、パワーが出てきます。
なんとなくだるかったり、食欲がないときに、ぜひどうぞ。
蒸して塩とゴマを混ぜても素朴な味ですし、クリーミーなかぼちゃにして、サラダにするのもおいしいですね!