風邪の薬膳

風邪をひいている方がとても増えてきましたね。
今日は食材ではなく症状に合わせた薬膳の話をしたいと思います。
皆さんは、風邪に効く食材といえば、どんなものを思い浮かべますか?
ねぎ、しょうがなどでしょうか?
漢方では、風邪というのはふうじゃという邪であり、即ち身体の中を風のように駆け巡る邪といわれています。ですので、ひとからげではなく、その時の全身状況により、治法が違うのです。
今回は風邪の引き始め、寒気があり、ゾクゾクして、筋肉痛や水ばななどの症状がみられるケースについてお話します。
この状態は、風寒(ふうかん)かぜといい、身体の中に熱が足りず、冷えている状態。
そのまま放っておくと、邪と闘うこともできない状態ですので、身体を温めて、邪を汗とともに外へ出せるようにします。辛温解表と言いますが、病邪を追い出してくれる働きのある食材を使いましょう。
食材としては、ねぎ、しょうが、にんにくなどを取り入れ、身体を温めてくれる味噌汁にしてみるといいでしょう。すりおろし生姜を加えたくず湯もお腹にやさしく染み渡ります。
少量のお酒も、身体を温めてくれます。昔ながらのたまご酒は、あついうちに飲むのがコツ。
風邪の引き始めは難しい料理ではなく、シンプルに邪を追い出すことを考えましょう。
次回は風熱かぜの薬膳についてお話します。

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