食欲増進にはトウモロコシ!
立秋も過ぎ、暦の上では夏は峠を越したはず、、、なのに日本は猛暑が続いていますね。
五行では、夏の後には長夏という区分があり、文字通り「長い夏」夏を引きずるような時期と位置づけられています。対比する五臓六腑は脾胃、色は黄色。湿気が多く暑い季節には、胃腸がもろに影響を受けると言われています。食欲が落ちてしまったり、何を食べても美味しく感じなくなることも多いのではないでしょうか。
そんな時には、比較的手に入りやすい「トウモロコシ」を食べてみましょう。
塩ゆでをしてかぶりつくのも美味しいし、バーベキューにしても美味しいですね。
先日、中国食品のスーパーで、トウモロコシの粉が並んでいるのを見かけました。
面白いことに、あらびき、中ひき、細びきなどいろいろな種類があり、気になって「中ひき」を買ってきました。
さらさらとしていますが、かじると乾いたトウモロコシの味がしました!
粉ですので、つぶとはまた違った使い方ができます。
例えば、フライの衣に加えてみたり、パンの材料に加えてみたり。ホットケーキなどもいいかもしれませんし、薬膳として使うなら、おかゆにするのがお勧めです(暑い時期は辛いかもしれませんが、意外にイケます)。
効能としては、「調中開胃」「利尿消腫」。弱った胃が健やかに働くよう手助けをしてくれる=食欲が増すようしむけてくれます。また、尿の出を促進して、体の中に溜まったどろどろの水分を外に出してくれるという意味です。
トウモロコシのひげ(なんばんげ)はむくみに効くお茶としても有名ですね!
ぜひお試しください。