腎を補い、養うことがアンチエイジングに!
漢方・薬膳では欠かすことができない、陰陽五行説。
その中で、冬と対比する五臓六腑は腎と膀胱です。
元来、腎には親からもらった「先天の気」が宿っていると言われています。いわば、エネルギーの備蓄倉庫。身体に取り込む「陽」の気が少なくなる季節なので、ここに如何にエネルギーを上手に溜められるかが、冬の養生ポイントになってきます。
でも、世間は何と言っても寒い冬。肌は乾燥し、カサカサになり、肌を通しての水分調節が難しい季節です。粉を吹いたような肌になったり、お風呂上がりに慌てて化粧水をつけなくてはいけない…そんなこともありがちですね!
そんな時には、実は腎と膀胱が、水分を調節・排出するために、とても頑張ってくれています。冷えすぎたり、トイレを我慢したりすると膀胱炎になりますが、それは腎が頑張りきれなくなっている証拠かも。
症状は抗生物質で抑えられますが、もっと根本的なところに問題があったりするのではないでしょうか。
漢方では、冬は「補腎」ということがとても大切だと言われています。
補腎とは、字の通り、腎を補い、労ること。
冷やさないこともそうですし、薬膳で言いますと、腎を補う食べ物を摂ることで、生き生きとした腎を作ることができます。そうすることで、生のエネルギーを増やすことができると考えられているのです。
冬=土=腎=黒の五行の方程式に従うと、補腎には黒い食べ物がおすすめです。海藻類、きのこ、黒キクラゲ。お米なら、黒米もいいでしょう。
生き生きとした腎を作ることで、どんないい事があるのかというと…
女性にとって永遠の課題?!アンチエイジングです!いつまでも瑞々しく輝くために、補腎生活を始めてみませんか?