春なのに、肌荒れ…風邪が巡るお話

こんにちは。
強い風が吹き荒れることが多い今日このごろです。

春は「風邪(ふうじゃ)」の季節。
先日も、イライラの話を書きましたが、風邪というのはやっかいなもので、春とともに風のようにやってきて、身体の中をかき乱していきます。
身近にも「肌荒れがひどい」「次から次へといろんな症状が出てきて困る」という話を聞きますが、まさにそれは風邪の姿。次から次へと、身体を撹乱していくのが特徴です。
かぜの場合も、鼻水が出たり、咳が出たりして、そのうち熱になってくる…鼻水の色も透明から黄色に…など、症状の変化を実感することができますが、まるで日本列島縦断!のように吹き抜けていったあとに痕跡を残していくのです。
この時期、花粉症でなくても、自分の体表の荒れが気になる方も多いはず。春は陽が高まる季節なので、症状は上半身に顕著に現れるでしょう。
では、そんな時、どんな食事を取ったらいいのか?
まさに、「外に逃がす」ことです。今出ている症状は、冬の間、じっと身体に貯めていた不純なものが目をさまして動き出しているので、どんどん外に追い払ってしまいましょう。
発散効果のある柑橘系のものですっきりと。ちょっぴり苦味を感じる菊花や野菜は、じくじくした熱を冷ましてくれます。ハトムギなどもご飯に混ぜて食べるといいかもしれませんね。
もちろん、食べ物だけでなく、表面を清潔にして、要らないものが逃げやすくなるような環境も大事です。ぜひお試しくださいね!