春分を過ぎて
こんにちは。先日の春分は、いきなり冷たい空気が感じられる日となりました。
でも、季節はちょうど中間点。
漢方でいうと、陰と陽がちょうど同じくらいになると言われています。
そして、この日を境に、陽が陰よりも多くなっていく。だんだん、世の中に陽気があふれてくる季節といっていいでしょう。
皆さんの周りもどうですか?なんだかうきうきしている人が多くなりませんか?つまり、陽気になっている人が多くありませんか?私たちを取り囲むものだけでなく、私たち自身も陽の気を発していることもあるのです。
以前、春を健やかに過ごすために、冬の養生が大切なんですよ、という話をしました。
みなさんは冬を用心して、大切に過ごしましたか?
ちょっと冷えすぎてしまったり、風邪を引きやすかったりすると、春のこの陽気になんだかついていけない。。。そんな思いに沈んでしまう方もいることでしょう。
陽気がぐぐぐっとあがる時期、それについていくのは大変なことです。頑張ろうとする時、人はたくさんのエネルギーを消耗します。冬に養生できず、エネルギーをためるkとができなかった方は、すぐにエネルギーを費やしてしまい、疲れやすくなることも。。。
ですから、そんな方は「補気」をしていくことも大事。
気を補うことで、活力が生まれ、「また頑張れる」自分になれるのです。
気を補う食べものは、米、雑穀、肉類、甘みのある野菜など。高麗人参などもいいでしょう。
自分の体に向き合い、補っていくことは、生きる知恵でもあるのです。