疲れ目・めまいに菊花

各地で豪雨があったり竜巻が起こったり、落ち着かない天候が続いています。
夏から秋へと、自然界も変化していますので、人の体が受ける影響も次第に変化している今日このごろです。
思わぬ体調不良に見舞われたり、からだがしんどい。。。と思えたりすることが多いのは、夏の疲れが出ているせいで、気を消耗しきっているのかもしれません。
風が強いと人間の体にも風が吹き荒れるような症状が出てくることがあります。本当は春一番が吹くころ、風邪(ふうじゃ)と言われる上半身に現れる邪に影響されることが多いのですが、秋も台風がよく来ますし…!
めまい、イライラ、目の疲れ、喉の痛みなど、上半身にあらわれる不調を感じた時に菊花がお勧めです。
こちらは食用菊で大きいものですが、比較的簡単に入手できます。

菊の効能は何度か触れてきましたが、熱を冷まし、解毒することです。
充血や目の痛みを感じた時、おひたしやスープなどにして入れるのもいいですし、薬膳カレーの上に散らしてもきれいです。スープの場合は、白きくらげなど、秋にふさわしい「白い」食材とあわせるといいでしょう。
お茶にすると、ツンとした香りが引き立つ感じになります。
なお、菊花はクコの実と相性がいいのです。どちらも「目」に対して、よい効能を持っている組み合わせです。以前紹介しましたが、ゼリーなどにしても、美しいですよ。ぜひお試しくださいね。