シナモンは冷えの味方
立冬を迎え、朝晩の冷えを感じる季節になりました。
冷えというと、生姜を思い起こしがちですが、実はシナモン(桂皮)も冷えの強い味方なのです。
五味は甘、辛、五性は熱。帰経は肝、心、脾、腎。
身体を温める【熱】の特性を持っていますので、冷えにより内蔵が傷んだり、関節が傷んだりするときや、冷えから来る下痢や月経痛などを和らげる働きをしてくれる、冬の必需品。その上、胃腸を温めて消化を促進してくれますので、なんとなく胃腸が重かったり、消化が悪いなぁと思った時には、シナモン入りのお茶やスープなどすぐに吸収できる形のものを摂るようにすると、改善につながります。
シナモンは、お菓子などにもよく使われます。
冬においしいりんごを使ったアップルパイ。同じく身体を温める機能がある効能がある紅茶と合わせたシナモンティーなども、美味しいだけでなく身体にとって優しいおやつになりますね。
また、スープに入れても、美味しく召し上がれますよ。
粉末になったものと、スティックになったもの、写真のようなものもあります。
用途に合わせてお使いくださいね。
冷えから来る、つらい痛みを美味しく改善できる知恵です。