免疫力を高める5つの習慣

今や切っても切り離せなくなった心配事と言えば「免疫力」。新型コロナの世界的なパンデミックを経て、改めて免疫力の可能性・必要性が再認識されているのではないでしょうか?

SNSやニュース番組でも、免疫力を高める方法などがあちこち紹介されていますが、今回は、免疫力を高める5つの習慣をご紹介します。

体温を上げる

体温は、平熱から1度上がると免疫力が数倍になり、1度下がると半減するとも言われています。生理学研究所が発表した論文によると、ウイルスが侵入した場所でまっさきに病原体と戦う「マクロファージ」の活動が、体温UPによって活性化されるためだそうです。しかし、ただ体温を上げたらいいのではなく、重要なのは「身体のどの部位の体温を上げるか」です!東洋医学、西洋医学ともに言われていることは、深部体温、つまり身体の芯の体温を上げることです。

腸を温めてほぐす

先ほどの深部体温の話とも関連しますが、腸の環境が整っていることは重要です。食べ物や飲み物と一緒に入ってくるウイルスの侵入を防ぐために、腸には全身の約60%の免疫細胞があると言われています。

そんな腸を正常に活性化させる条件が、「温度」と「柔らかさ」です。腸が冷えて固くなると、ウイルス性の病気だけでなく、便秘、不眠、ガンなど、さまざまな病気の元になるので要注意ですね。

自律神経のバランスを整える

自律神経は、心拍機能をはじめとした各臓器の活動を統制する、生命維持に欠かせないものです。

自律神経は、活動中やストレスを感じたときに優位になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに優位になる「副交感神経」の2種類からなります。そして、それぞれが独自の免疫系統を持っていて、身体の状況に合わせて免疫能力を使い分けています。

つまり、人間の体に本来備わっている自然治癒力を最大限に発揮するためには、この2つの神経の切り替えがうまくできないといけないのです。

十分な睡眠

21世紀に入って、睡眠の質や時間が身体パフォーマンスに大きな影響を与えることが、徐々に知られるようになってきました。

ある研究によると、インフルエンザのワクチン接種者を対象に、4時間睡眠の人と8時間睡眠の人を比べたところ、ワクチンによるウイルスの抗体の量が、4時間睡眠の人は半分だったというデータもあります。せっかく打ったワクチンを活かすためにも、睡眠が必要かもしれませんね。

瞑想に挑戦

ハーバード大学のサンジブ・チョプラ教授は、「世界で最も学術的に優れた医師育成プログラム」と言われる、ハーバード・メディカルスクールの部長をされています。そんな彼が、ご自身の著書で紹介した「ビック・ファイブ」が注目を集めています。

ビック・ファイブとは、「健康・免疫効果が強力に裏づけられている5つの生活習慣」のことで、実はその1つが「瞑想」なのです。

以上、「免疫力」を高める5つの習慣をご紹介しました。ご自身が取り入れやすいものからやってみてください。Healing Life Styleでは、健康、幸せ、平和な人生を創造するために役立つ講座がたくさん用意されていますので、ぜひご活用ください。

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